宮崎県産のブランド和牛の精液が、またもや不正に県外に流出してしまった。
またもやというのは、つい1年くらい前にも似たような事件が有ったばかりなのにと、なげかわしいばかりであります。
今回は、県が所有する「種雄牛」の精液を不正に営利目的で譲渡したとし、そのうちの2人は、精液を北海道の授精師に流出させたと自供している。
甘すぎる処分ではなく永久停止処分を!
県は県内の家畜人工授精師4人を家畜改良増殖法に基づき1年~3カ月の業務停止処分にしたそうだ。
さて前回の事件後に厳格されたという刑事罰であるが、最高10年懲役、1千万円の罰金だそうだが、はっきり言って甘すぎると思います。
甘すぎるので、2年も経たないうちに同じような事件が起きてしまったのです。
近頃では、飲酒運転やあおり運転などの厳罰化がされてきましたが、今回のこの事件の重さはそれらの比では無いのは当たり前です。
また、行政処分の『1年~3カ月の業務停止』って何ですか?『永久停止処分』以上だと思いますが…
和牛は、長きにわたって国の税金などを投じて、血のにじむ様な生産者たちの努力で品種改良を積み重ねてきた『国の財産』なのです。
不正流失させた人間は『国賊』!!
県外の流出にとどまるならまだしも、国外に流出してしまったら日本全国の家畜農家の壊滅的な打撃になってしまうのです。
よって、不正流出に携わった人間は、スパイ以上の『国賊』なのです。
これが理解できない このようなおろかな行為を犯す人間には厳罰をもって制圧する以外に考えられません。
二度とこのような事件起こらないように速やかな法改正を望む次第です。
5年ほど前からネット通販でブランド牛を取り扱っています弊社の代表としましても他人事ではありません。
販売前に、2か所の生産牧場に取材に行った時に、親切丁寧に接して頂き、生産者としての熱い想いを語られていた思い出が忘れられません。
何としても海外流出だけは避けなければなりません。(考えたくありませんが、既に流出している可能性大です。)
ツイッターとブログで訴えていきます!!
法律と行政処分の改正は私にはできませが、私のできる事は、前回の事件の時もツイッターで問題提起し多くの賛同を頂きましたが、
今回もツイッターとブログで訴えたいと思います。ささやかな発信でしかありませんが、黙っていられません。