この頃、貧富の差がすさまじい勢いで拡大している格差社会という言葉をよく耳にします。
一般的には収入が突出して多い富裕層と、 極端に少ない貧困層との格差が論じられます。そもそもどうしてこの様な事が発生し問題視されるのかを考察してみるべきだと思います。
以下の私の考えはSNSで発信したら炎上するであろう個人的な主観的論調なので、おそらく多くの人が反発することが予想されますが 最後までお付き合いしてもらえるなら光栄です。
格差社会は悪ではない
そもそも格差社会を真向から否定する人が多くの割合でおられますが、資本主義社会において格差が発生するのは当たり前の事であり、私は格差社会自体を悪と考えません。
むしろ高所得者の税率は高すぎて、低所得者の払う所得税は少なすぎると思います。ただし、天下の悪税である消費税は永久にゼロにするべきです。消費税0%に関しましては別の機会で論じますが、消費税10%のままで更に低所得者の税率を上げろとは、さすがに言いません。
高所得者の税率が高すぎると言う考え方は少数派意見であることは承知しています。なぜならば高所得者である富裕層が少数だからです。
人間は大多数の人が今ある立場で物を言いますから、大多数の中間層から低所得者層の人々は高所得者の人はもっと税金を多く収めて格差社会をなくすべきだみたいな論調になります。
しかしよく考えればそんな事で格差の是正には何らつながりません。某テレビ番組でビートたけしさんが『高所得者はもっと税金を払えと言われるが俺ら寝る間を削って働いてるんだぜ』と言っていたのが印象的でその通りだと思いました。
情報量で格差が広がる社会
さてそれでは格差社会とは個々の収入の多い少ないなどの所得の事なのでしょうか?
昭和から平成初期くらいまでは『格差社会=所得の格差』だったかもしれません。しかし現代の格差は、”情報量”だと私は考えます。
インターネット社会において多くの情報であふれかえっているのに有益な情報をこちらから取りにいかない人が取り残され、それが個人の低い所得へとつながっていくのです。
ですから親からの遺産等で今中流階級である人も偏った嘘の情報を垂れ流す地上波テレビばかり見てたりゲームや漫画に没頭していると間違えなく情報貧乏で貧困層へと没落していきます。
更にこちらから有益な情報を常に取り込みに行っているプチ富裕層はさらなる進化を遂げ真の富裕層へと移行していきます。その広がっていく差が格差社会なのです。
逆に言うと今、学歴もなく収入が低いといって悲観する事は全くありません。高い授業料を払って大学など行く必要も無く、ユーチューブで充分に、社会学、経済学、心理学、哲学、医学、経営学など大学で教えてくれる以上の知識を取得できます。もったいないと思いませんか?
ネット上で無料で習得できるのに放っておくなんて!
ビジネスでも情報格差が勝敗を決める!
これはビジネスにおいての格差でも同じ事が言えます。個人と多少違うのは、情報を収集するだけではダメで、自らの会社(お店)の情報を有効に発信しなくては、商売の勝ち組と負け組の格差が生じます。
御社はリスティング広告や検索順位ばかり気にしていませんか?
私共のクライアント様の中にも古き平成中期時代の商売感覚がどうしてもぬぐい切れない社長さんがおられます。情報収集と情報発信の重要性を軽視しがちなのです。
自社ホームページへのアクセスにつながるキーワードの検索順位ばかり気になってしまったり、リスティング広告に多額の資金をいまだにつぎ込んだりしているのです。
これはもう既に終わっている平成の中ごろに流行った手法であり、おすすめできませんが、なかなか理解してもらえません。
それはひと昔その方法でそれなり利益を出せた経験値がその社長さんの考えを邪魔してしまっているからです。これも日々刻々と進化しているマーケティングの情報を自ら取り込みに行っていればこの様な事にはなりません。
この様に説いている私もつい5年程前から書籍だけではダメだと気づき、ユーチューブ等で情報収集を始めたおかげだと自負しております。
それまでは、テレビのニュース解説者のいう事を真に受けたり、一般的な政治経済学や医学などの常識とされる事を信じて やみませんでした。
昨今の政治家にはあきれるほど失望していますが、なげいていても仕方ないし彼ら政治家には格差社会の溝は埋められません。
さあ、どんどん情報を収集して、自ら発信して、格差社会の勝ち組を目指しましょう!