プチ富裕層以上にターゲットを絞ってみよう!

プチ裕福層以上にターゲットを絞ってみよう

ブランディングとターゲティング

『ブランディング』を実行するにあたり、『ターゲティング』の概念も外せませんが、「激安ローストビーフ丼」と「セレブ御用達5,000 円ランチ」の相反する事例を取り上げたいと思います。

どちらもテレビで見た事例ですが、この2つには方向性こそ違いますが、どちらも、『ターゲット』も意識した『ブランディ ング』なのです。

しかし私がお勧めする『ブランディング』は後者の「セレブ御用達5,000 円ランチ」です。

山盛り激安ローストビーフ丼の事例

山盛り激安ローストビーフ丼
山盛り激安ローストビーフ丼

まずは「激安ローストビーフ丼」の方から説明します。

どんぶりに山の様に盛ったご飯の上に所せましとばかりに、ご飯の姿がすっかり見えなくなるくらいのローストビーフを積み重ねていく丼ぶりです。

店の前には30 人ほどが並んで待っています。

客層は圧倒的に若者が多く、女子の姿も見受けられました。

携帯片手にインスタグラムに投稿する姿は今やよく目にする光景です。

そして、「すごーい」とか「やすーい」という言葉も聞こえてきます。

680 円の価格設定で、このボリュームは安いという意味なのでしょう。

お店側の『ターゲティング』が見事にハマった例とも言えるでしょう。

セレブ御用達5,000円ランチの事例

5,000円のセレブランチ

一方「セレブ御用達5,000 円ランチ」の方も二人の40 代くらいのセレブ奥様方がお店から出てくると顔を見合わせた後の第一声が、「ほんとに安かったねー」です。

真昼間のランチで5,000 円は高いでしょー?と思う人も多いと思います。

又は旦那の稼ぎが良いから我々とは感覚がずれているんだと思う人もいるかもしれません。

しかし私はお金持ちほどシビアだと思っています。

相対的な5,000 円よりも、料理の素材や味付けやお店の雰囲気や器に至るまで全てが合格点だったのです

しかしもしその二人のセレブな奥様方が前者の「激安ローストビーフ丼」を行列に並んで食べたとしたらどうでしょう?

「あれで680 円は高くなーい?」「もう二度と行きたくない」なんてきっと言う事も考えられます。

何が高くて何が安いのか?

安く感じる秘密は・・・

何が高くて何が安いのでしょう?

そうです。狙ったターゲット層が『満足』すればそれが『安い』なのです。

この当たり前の事に気付いていないで『ブランディング』と『ターゲティング』を第一に考えないで集客の事ばかりを優先してしまうと、本末転倒となってしまいますのでご注意ください。

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