ブランド戦略の実践例

ブランド戦略の実践例
ブランド戦略の実践例

弊社のブランド戦略

弊社の運営するサイトの一つであります『全国牧場直送便』と言うショップのブランド戦略の実践例における前触れをご紹介いたします。

【全国牧場直送便】 内祝い・ギフトに。銘柄牛の美味しいお肉を生産者から直送いたします。

http://www.bokujochoku.com/index.php

当サイトは全国各地のブランド牛やブランド豚など産地直送で販売するサイトです。

いわゆるドロップショップと言われる方式で、注文を頂いたら産地に注文書を流し、直接発送してもらう方式です。

ちなみにこのサイトを立ち上げる前の段階で私の食肉に関する知識は極一般的な知識しかありませんでしたが、その事は気にせずに立ち上げました。

サイト内の商品は比較的高い価格設定となっています。中心価格帯は一万円くらいです。

そのせいも有り、商品の良さをお客様に伝えきれていないサイト立ち上げ当時は、なかなか売れませんでした。

そこで当時のショップ責任者が私のところへ元気なさそうな様子でやってきて以下の様に私に訴えました。

落ち込む社員

「社長、あんまり売れないのは中心価格帯が高いからだと思います、一般的に贈答品の平均価格は4,000 円前後が主流だと思います。うちの会社もその価格帯にした方が良いのではないでしょうか?」

この元気のない責任者の弱々しい言葉に愕然としました。

社員にも伝わらないブランディング

この社員を筆頭にミーティング等で『ブランディング』について一生懸命教えてきた事が全く伝わっていなかったからです。

仮に もし社員の言う通りだとしたなら私は販売価格帯を下げるのではなく、このサイト自体を辞めるでしょう。

なぜならコンセプトの無いサイトを運営するなら閉鎖した方が良いと常々考えているからです。

仕方なく、うちのショップ責任者に適していると思われる本を3 冊渡し、1カ月程度で読む様に伝え、その後に又私からその事について説明する事にしました。

その後の具体的な行動はのちのブログで詳しく説明したいと思います。

しかし『ブランド戦略』により売れるようになったという事実は先にお伝えします。

一応は私の面目が保たれました。

先ほどの弊社の店長の弱音の様に、あなたの会社やお店でも同じような場面に遭遇するかもしれませんが、くれぐれも「そうか、そう言う なら値段を下げよう」なんて言わないでください。

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