ななつ星の値上げとスカイツリー値下げ

どちらが正解?ななつ星の値上げとスカイツリーの値下げ

値上げをした企業と値下げをした企業

先日ネットニュースで目にした対照的な記事を比較検討してみたいと思います。

(※2018年のニュースとなります)

その2つの記事とは、豪華寝台列車のななつ星の値上げと、スカイツリーの団体予約客の展望台までの料金を値下げした記事です。

スカイツリー値下げの件はあまり解説するほどの事ではないですが、ネットニュースの記事の中に答えとなる文章を見つけました。

来場客が年々減少する事に危機感を募らせるツリー運営会社のコメントが以下に有ります。

同関係者は、「風景に日々変化が有るわけではなく一度来場すれば満足するお客も少なくない」と分析する。”

スカイツリー来場者3割減、団体予約客値下げへ


 東京スカイツリーの来場者数が減っている。開業翌年の2013年度には600万人を超えたが、年々減って昨年度は約7割にとどまった。
危機感を募らせるツリーの運営会社「東武タワースカイツリー」は、来年4月から団体予約客の料金値下げに踏み切ることを決めた。
 「東武タワースカイツリー」によると、開業初年度の12年度の来場者は554万人を数え、翌13年度は619万人に達したが、その後は減り続け、昨年度は3078万人にまで減少した。
来場者は現在、「天望回廊」と「天望デッキ」の2か所の展望台から風景を楽しめるが、「風景に日々変化があるわけではなく、一度来場すれば満足するお客様も少なくない」と分析している。

引用元:ヤフーニュース

それでは問いますが、二度も行く価値が無いサービスを値下げしたぐらいでまた利用すると思いますか?

お客様に対するサービス精神が欠けているというか、どうしたらお客様に喜んでもらえるかなんて、全く考えていないとしか言いようがありません。

それなら値下げでなく二度目でも満足する工夫をすれば良いのである。

例えば、2度目より3度目、3度目より4度目の方ワクワクするようなイベントやそこでしか買えない商品の開発とかです。

それに対して、ななつ星の値上げ二度乗車しても三度乗車してもまた乗りたくなる『ブランド構築』をしっかりと社員が一丸となって考えて企画したので、元々高額な値段設定なのに更なる値上げに至ったのです。

そして更なる感動と満足を得たお客様は、度重なるリピート客となるのです。

天と地の差があるブランディング

同時期に飛び込んできた この2つのニュースは まさに『ブランディング』という観点から言うと天の地の差があります。

ななつ星の値上げは今回で5回目となるそうです。

これは私のブログで言ってきた事が肯定されているような気分になり、個人的にも嬉しいニュースです。

ただし、スカイツリーのニュースは売り上げ減少に苦しむ経営者がついつい行ってしまう『値下げ』なので、私が言った『二度目でも満足する工夫をすれば良い』について具体的に考えて答えを出し、あなたの会社やお店に取り入れる事も考えてみて下さい。

ここまで私のブログを読んで頂いたあなたなら もういくつかのグッドアイデアが浮かんでいるはずです。

ブランディングにお悩みの経営者様、値下げをする前にぜひ一度無料相談にお申し込みください。

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