コンビニの100円コーヒーのあおりで喫茶店の倒産件数が増えてるって本当?

昭和レトロな喫茶店
コンビニコーヒーのあおりで喫茶店の倒産が増加してるって本当?

個人的感想ですが、コンビニエンスストアの100円コーヒーは、とにかく美味いと思います。

それは100円と安い割に美味しいのではなく、レベルの高い旨さだと思います。

よく耳にする噂は、『こんなに旨いコーヒーを100円で売られちゃ個人経営の喫茶店はつぶれちまうよな~』です。

喫茶店の倒産件数

実際に2019年の喫茶店の倒産件数を調べてみました。

2019年8月まで( 8カ月間 )の倒産件数は42件 。 (前年同期は31件とのことです。)


出典:東京商工リサーチより
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190913_01.html

すると2018年の54件の廃業と比べると年間62件のペースなので若干増えていますが、2005年から2011年の5年間の平均廃業件数の65件より少ないのです。

コンビニコーヒーはあんまり関係ない

つまり コンビニエンスストアの100円 コーヒーの定着による倒産とは言い難いと思います。むしろあんまり関係ないかもしれません。

それなのにネットニュースでは、

『喫茶店の倒産件数が増加している。2019年1-8月累計の「喫茶店」の倒産は42件と、前年同期比35.4%増と大幅に増加した。このままのペースで推移すると、年間最多を記録した2011年の70件に迫る勢いだ。』

などと かき立てるような言い方をしています。

まっ、いつもの調子と言えばそれまでだが、当事者は たまったもんではありません。

それよりも一般の人が、他人事のように心配する以上に、喫茶店の個人経営者が危機感を感じて、今まで利益ギリギリで売っていた値段を少しでもコンビニ価格に近付けようなんて、値下げをしたなら それは廃業に追い込まれる直接の原因となってしまいます。

世間の噂もネットニュースも気にしなければいいのです。

これはなにも喫茶店の話に限ったことではなく、全ての商売において中小企業経営者は大手の戦略にハマってしまってはいけません。

コンビニ大手は同業他社のコンビニよりもむしろ一般の個人経営の喫茶店を意識して、

『どうだ我々はすごいだろ!100円でこの味が出せるんだ!』

と言わんばかりに つぶしにかかっているのです。そんなのは放って置けばいいのです。

コーヒー1杯1,000円が高いと思う人間はどんな商売を始めても長続きしない

コーヒーを1杯1,000円で販売している喫茶店が平然と商売を続けているのをテレビで目にしたことが有ります。

『1杯1,000円とは高いな~ なんで お客が来るのだろ~?』と思う人は、これから起業して喫茶店を経営しようと思ってもすぐ廃業に追い込まれます。

喫茶店に限らずどんな商売を始めても長続きしません。これは自信を持って言えます!

しかしながら、そう言っている私も20年前に起業した時は、『コーヒー1杯1,000円は高すぎるからそのうちそんな店は廃業に追い込まれるだろ』側の人間でした。

そうです!

ほとんどの人が、真のブランデングとかマーケティングなどわからないまま起業してしまうのです。

だからこそ起業して間もない時期に我々のコンサル(無料相談)を受けるべきなのです!

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